「無添加」「自然素材」「ヒューマングレード」など。
最近のペットフードのパッケージには、私たちの安心感を誘う魅力的な言葉がたくさん並んでいますよね。
一方で「本当にこのフードは、うちの子の体に良いものなの?」と、不安に感じたことはありませんか?
その不安を解消する、たった一つの確実な方法。
それは、買い主さん自身が「原材料表示」を読み解くスキルを身につけることです。
この記事では、愛犬や愛猫の健康を守るための「原材料表示の見方」と、特に注意してほしい「添加物」について、わかりやすく解説します。
記事を読めば、もう言葉のイメージに惑わされません。
愛する家族のために、最高のフードを選ぶ知識を身につけましょう!
まずはこれだけ!原材料表示の、たった一つの基本ルール

難しそうに見える原材料表示ですが、覚えておくべきルールは、たった一つだけです。
それは「原材料は原則として、含まれている量が多いものから順番に書かれている」ということ。
例えば「チキン、米、とうもろこし…」と順番に書かれていれば、そのフードは「チキン」が最も多く使われています。
「〇〇ミール」「肉類」…あいまいな表記には要注意
原材料表示を見るとき、注意したいのが「〇〇ミール」や「肉類」などの、あいまいな表記です。
- 〇〇ミール(チキンミールなど)
肉を乾燥させて粉状にしたものです。
悪いものではありませんが、どの部位が使われているかが分かりにくい場合があります。
- 肉類、家禽類
「何の肉か」「どの部位か」が全く特定できません。
より具体的に「骨抜きチキン生肉」「乾燥ラム肉」などと書かれているフードの方が、透明性が高いと言えるでしょう。
【要注意】避けるべき代表的な添加物リスト

ペットフードの品質を保つには添加物が必要な場合もあり、すべてが悪いわけではありません。
しかし、中には健康へのリスクが指摘されていたり、ペットには不要だったりする成分も存在します。
ここでは「できれば避けたい」代表的な添加物をリストアップします。
1. 合成酸化防止剤
合成酸化防止剤は、フードが酸化して腐るのを防ぐための成分です。
ペットフードによく使われる合成酸化防止剤を下記にまとめました。
| 成分 | 用途 | リスク/注意点 | 代替成分 |
|---|---|---|---|
| BHA (ブチルヒドロキシアニソール) | 合成酸化防止剤。フードの酸化を防ぐために使用される。 | 発がん性のリスクが指摘されている。長期間摂取することによる健康への悪影響の懸念あり。 | ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール(ビタミンE) |
| BHT (ブチルヒドロキシトルエン) | 合成酸化防止剤。保存料として広く使用される。 | 発がん性のリスクが示唆されており、使用濃度が規定されている。 | ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール(ビタミンE) |
| エトキシキン | 農業やペットフードで使用される合成酸化防止剤。主に飼料の酸化防止に使われる。 | 発がん性、肝臓への影響、遺伝子への影響が指摘されており、ペットの健康に悪影響を与える可能性あり。 | ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール(ビタミンE) |
| 天然由来酸化防止剤 | ローズマリー抽出物やミックストコフェロール(ビタミンE)などが使用されることが多い。 | 安全性が高いとされ、ペットフードに使用される際には健康リスクが低いとされている。 |
2. 着色料
フードを美味しそうに見せるためだけの、人工的な色素です(赤色〇号、青色〇号など)。
アレルギーの原因になる可能性も指摘されており、ペットにとっては全く不要な成分といえます。
3. 甘味料・香料
食いつきを良くするために使われる、人工的な味付けや香り付けです。
質の高い原材料を使っているフードなら、素材本来の美味しさと香りで、ペットは喜んで食べてくれます。
人工的な甘味料や香料でごまかしているフードは、できるだけ避けましょう。
「無添加」の言葉に惑わされないで

「無添加」と書かれていると「全ての添加物が入っていない、完全に安全なフード」というイメージを抱きがちです。
しかし、ここには少し注意が必要です。
実は「無添加」という言葉には、法的に明確な定義がありません。
そのため「何が」無添加なのかは、メーカーによってバラバラなのが現状です
例えば下記のようなケースです。
- 「着色料 無添加」と小さく書かれている場合
保存料や酸化防止剤は入っている可能性があります。
- 「保存料 無添加」と書かれている場合
着色料や香料は入っているかもしれません。
「無添加」という言葉のイメージだけで飛びつくのではなく、「具体的に何が入っていないの?」と、必ず裏面の原材料表示を自分の目で確認しましょう。
愛猫のおすすめ無添加おやつは「国産無添加にぼし3選」が参考になります。
まとめ|正しい知識は、愛犬・愛猫を守る「お守り」です

最後に、この記事のポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 原材料表示は原則として「多く含まれているものから順番」に書かれている。
- 合成酸化防止剤や着色料、人工甘味料・香料などの添加物には注意を払う。
- 「無添加」という言葉は、何が無添加なのかを必ず確認する。
すべての添加物が、体に悪いというわけではありません。
しかし正しい知識を持っていれば、数あるフードの中から、より安全で愛犬や愛猫の体に合ったものを選び抜くことができます。
その知識は、愛する家族の健康をこれから先ずっと守り続けてくれる、最高のお守りになるはずです。
「具体的に、どんな国産・無添加フードがおすすめなの?」と思われた方は、信頼できるフードを詳しく解説しています。
ぜひ、合わせてご覧ください。











