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シニア犬(老犬)・シニア猫(老猫)との暮らし方|食事・生活・心のケア

2025 11/27
シニア犬・猫
2025年11月27日
シニア犬猫の食事と生活

やんちゃに走り回っていた子犬・子猫も、いつしか寝ている時間が増え、口の周りに白い毛が混じるようになります。

管理人

愛犬・愛猫との暮らしは、新しい「シニア期」というステージに入ります。

これまでと同じ生活では、気づかないうちに体に負担をかけているかもしれません。

「最近、うちの子も年を取ったかも…」と感じ始めた時、何をどう変えてあげれば良いのか、不安を感じますよね。

しかし、シニア期は決して寂しいだけの時間ではありません。

これまでの感謝を伝え、より深く絆を育むための、穏やかでかけがえのない時間です。

この記事では、シニア期を迎えた大切な家族と共に、穏やかで快適な毎日を過ごすため食事・生活環境・心のケアで気をつけるべきポイントを、わかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 年齢だけでなく、シニア期に気づくための「老化のサイン」チェックリスト
  • シニア期の体に合わせた食事の切り替え方と栄養のポイント
  • 怪我を防ぎ、快適に過ごすための部屋の見直しポイント
  • 穏やかな毎日を送るための健康管理と心のケア

シニア期の医療費が気になる方は「ペット保険の必要性」も確認しておきましょう。

目次

いつからが「シニア期」?年齢だけでなく「変化のサイン」に気づこう

ドッグランのトイプードル

「うちの子、もうシニアなのかな?」と感じたら、まずは年齢の目安を確認しましょう。

一般的に、シニア期(高齢期)に入る目安は以下の通りです。

スクロールできます
ペットの種類シニア期に入る年齢の目安
犬(小型・中型犬)7〜8歳頃から
犬(大型犬)5〜6歳頃から(大型犬種ほど早くシニア期に入ります)
猫7歳頃から

ただし、これはあくまで目安です。

個体差が大きいため、年齢だけで判断せず、日々の様子から「老化のサイン」を読み取ってあげることが何よりも大切です。

シニア期のサイン・チェックリスト

以下の項目に当てはまるものが増えてきたら、シニア期を意識したケアを始めるタイミングです。

  • 見た目の変化
    • 口の周りや顔に白髪が増えた
    • 毛ヅヤが悪くなり、毛がパサついてきた
    • 目が白っぽく濁ってきた(白内障の可能性)
    • 痩せて、背骨がゴツゴツと触れるようになった
    • イボや小さなしこりができてきた
  • 行動の変化
    • 寝ている時間が明らかに増えた
    • 散歩のペースが落ちた、または短い距離で帰りたがる
    • ちょっとした段差をためらう、またはジャンプしなくなった
    • 飼い主を認識するのに時間がかかる、または呼びかけへの反応が鈍くなった
    • 食欲にムラが出てきた、または異常に食欲旺盛になった
    • 夜中に意味もなく鳴く、またはウロウロ徘徊することがある(認知機能不全の可能性)

上記のサインに気づいたら、かかりつけの動物病院で健康診断を受けましょう。

病気の早期発見につながるだけでなく、今後の生活について具体的なアドバイスももらえます。

シニア期の「食事」で気をつける5つのこと

木製のお皿置きのごはんを食べる犬

シニア期になると運動量が減って基礎代謝も落ちるため、食事の見直しが健康寿命を延ばすための最も重要なポイントです。

1. フードを「シニア用」に切り替える

若い頃と同じ成犬・成猫用フードを与え続けると、カロリー過多で肥満になるリスクが高まります。

肥満は心臓や関節に負担をかけ、さまざまな病気の引き金になります。

低カロリーで消化しやすい栄養バランスの「シニア用」「高齢犬(猫)用」フードに切り替えましょう。

切り替えのポイント

急にフードを変えると、お腹を壊したり食べなくなったりすることがあります。今までのフードに新しいフードを少量混ぜ、1〜2週間かけて徐々に割合を増やしていくのが理想的です。

食事の見直しは「ドッグフードの正しい選び方」が参考になります。

2. 筋肉と関節を支える成分を意識する

年を重ねると筋肉が落ち、関節もすり減りやすくなります。

管理人

食事でしっかり栄養を補い、自分の足で歩ける時間を長くしてあげましょう!

良質なタンパク質

筋肉量の維持に不可欠です。低脂肪の鶏肉や魚などが主原料のフードを選びましょう。

グルコサミン・コンドロイチン

関節の軟骨を保護し、動きをスムーズにする働きが期待できます。

オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)

関節の炎症を抑え、脳の健康維持にも役立つといわれています。

パッケージの成分表示を確認し、上記の成分が配合されたフードを選ぶのがおすすめです。

具体的な商品は「2025年版・高品質ドッグフード5選」が参考になります。

3. 水分補給をしっかりサポートする

シニア期は喉の渇きを感じにくくなり、気づかないうちに水分不足になることがあります。

特に猫は腎臓病のリスクが高まるため、十分な水分補給が重要です。

水飲み場を増やす

寝床の近くやよく通る場所など、家の中の複数箇所に新鮮な水を置きましょう。

ウェットフードを取り入れる

ドライフードだけの場合、食事と一緒に水分が摂れるウェットフードを混ぜてあげるのも効果的です。

フードをふやかす

ドライフードをぬるま湯でふやかすと、水分補給と消化の両方をサポートできます。

4. 食べにくさを軽減する工夫

歯周病による口の痛みや、首・足の筋力低下で下を向く姿勢が辛くなると、食欲が落ちることがあります。

食器の高さを調整する

フードスタンドを使い、首を軽く下げるだけで食べられる高さにしてあげましょう。

食べやすい形状にする

フードをふやかして柔らかくする、ウェットフードやペースト状のフードを活用するなど、口に負担をかけない工夫が効果的です。

口腔ケアには「犬の歯磨きガム比較」も役立ちます。

5. 食事の回数を増やすことも検討

一度にたくさんの量を食べると、消化器官への負担が大きくなることがあります。

もし、食後に吐いたりすることが増えてきたら、1日の食事量は変えずに、食事の回数を2回から3〜4回に細かく分けてあげましょう。

管理人

これは体に優しい良い方法です。

シニア期の「生活」で見直したい4つのポイント

トイプードルの食事イメージ画像

体の機能が少しずつ変化するシニア期。

お部屋の中にも、若い頃は問題なかった危険が潜んでいるかもしれません。

安全で快適な環境を整えてあげましょう。

1. 段差をなくし、滑らない工夫で怪我を防ぐ

筋力やバランス感覚が低下すると、転倒による骨折やヘルニアのリスクが高まります。

段差の解消

ソファやベッドの横に、ペット用のスロープやステップ(階段)を設置しましょう。

滑り止め対策

滑りやすいフローリングには、ジョイントマットやペット用ラグ、コルクマットなどを敷くのがおすすめです。

爪と足裏の毛のケア

爪が伸びると滑りやすくなります。また、足裏の毛が伸びると肉球の滑り止め効果が弱まるため、こまめにカットしてあげましょう。

2. 快適な寝床を用意する(QOLを大きく左右します)

シニア期は一日の大半を寝て過ごすため、寝床の快適さがQOL(生活の質)に直結します。

体圧分散素材を選ぶ

低反発ウレタン素材のマットなど、体圧を分散するシニア向けの介護用ベッドは、床ずれの予防に効果的です。

保温性を重視する

体温調節機能が低下するため、特に冬場は保温性の高いベッドや毛布を用意してあげましょう。

起き上がりやすさも考慮

ふかふかすぎると足腰が沈んで立ち上がりにくくなります。ある程度の硬さと安定感があるものを選びましょう。

3. トイレの場所と形状を見直す

足腰が弱るとトイレまでの移動が億劫になったり、縁をまたぐのが難しくなり、粗相の原因になることがあります。

トイレを増設する

寝床の近くなど、生活動線上にトイレをもう一つ設置すると、我慢せずに済みます。

バリアフリー化する

縁が高いと感じているなら、入り口が低く設計されたシニア用トイレに変えましょう。

4. 適度な刺激で心の健康を保つ

寝てばかりの毎日では、脳の老化を早めてしまう可能性があります。

散歩は距離より質

長い距離を歩く必要はありません。外の空気を吸い、地面の匂いをゆっくり嗅ぐだけで、五感が刺激され、良い気分転換になります。

室内での遊び

おやつを隠して探させるノーズワークや知育トイなど、頭を使う遊びは認知機能の維持に役立ちます。

マッサージと声かけ

優しく体を撫でながら声をかけるスキンシップは、安心感を与え、血行促進にも効果的です。


飼い主もペットも穏やかに|健康管理と心のケア

柴犬のイメージ画像

シニア期は、病気や介護の不安がつきものです。

管理人

しかし、日々の小さなケアと心の準備が不安を和らげてくれます。

1. 定期的な健康診断を欠かさない

シニア期に入ったら、半年に1回は動物病院で健康診断を受けましょう。

血液検査やレントゲン検査で、心臓病・腎臓病・腫瘍といった症状が出にくい病気を早期に発見できる可能性が高まります。

通院先を探したり、見直したりする場合は「信頼できる動物病院の選び方」が参考になります。

2. 日々のボディチェックを習慣に

毎日体を触ることで、病気のサインに早く気づけます。

「体を撫でるついで」で構いませんので、以下の点をチェックしてみましょう。

  • しこりやイボはないか
  • 目ヤニや耳の汚れがひどくないか
  • 口臭がきつくないか
  • 体を痛がる部分はないか

3. 飼い主の心の準備

「介護が必要になったら…」「お別れの時が来たら…」と考えると、辛くなることもあるでしょう。

管理人

でも、完璧な介護を目指す必要はありません。

動物病院やペットシッターなど、プロの力を借りることも大切です。

何より、飼い主さん自身が自分を責めず、心身ともに健康でいることが、ペットにとって一番の幸せです。

多頭飼いの場合は「犬と猫の食事ガイド」もチェックしておきましょう。

まとめ

まとめのイメージ画像02

シニア期は、お別れへのカウントダウンではありません。

穏やかで愛おしい表情をたくさん見せてくれる、これまでの感謝を伝える、かけがえのない時間です。

まずは食事や生活環境に少し気を配ってあげることが、愛犬・愛猫のQOL(生活の質)を大きく向上させます。

管理人

焦らず、他の子と比べず、愛犬や愛猫のペースに合わせてあげてくださいね。

ゆったりとした気持ちで、かけがえのないシニアライフを愛情いっぱいにサポートしていきましょう。

シニア犬・猫
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